『堕ち姫ルーシア物語』は、サークル「BLACK PANDA」制作のファンタジーRPGだ。100年ごとに封印が解ける魔王を再び封印するため立ち上がる「ルーシア姫」を主人公に据えながら、プレイヤーは魔王の息子「ロキ」として姫を「操る」という二重視点の独特なゲーム設計が特徴だ。レベル99の最強状態から始まる姫を、気づかれないようにレベルを下げていくというシステムが独自の緊張感を生み出している。
「女主人公」「ツクール」「ファンタジー」「アヘ顔」「羞恥/恥辱」「妊娠/孕ませ」「屈辱」「ぼて腹/妊婦」といったジャンルタグが示すように、高貴な姫が徐々に堕落していくというテーマが軸となっている。「堕ち姫」というタイトルの通り、強く純粋なキャラクターが段階的に汚染されていく過程を描いた作風は、このジャンルの定番フォーマットを高い完成度で実現している。
<プレイヤーが悪役視点でゲームを操作するというメタ的な構造は、単純な堕落ゲームにはない知的な面白さを提供している。ファンタジーRPGと孕ませ調教を組み合わせた王道にして個性的な一本として評価できる。